を観たかったんですが・・・
最初びわ湖ホール公演のチラシを見つけ、
「びわ湖かぁ・・・ちょっと遠いなぁ・・・」
と思ってたら長久手公演のチラシを発見!!
あれ?まさか色々回ってんのか?!と調べた時には既に遅く
行ける距離の公演チケットは全て完売・・・
で、『書く女』が何なのかと言うと、
永井愛さんと大石静さんが設立し、
交互に脚本を書く形でスタートした二兎社の33回公演。
現在大石さんは退団して永井さん一人で書いてらっしゃるそう。
付焼刃情報なので私もさっき知った(笑)
主演は寺島しのぶさんで、内容は樋口一葉の・・・半生???
彼女の日記は物凄いらしい、
師への秘めた熱い思い、友人知人への激辛評論、人の言動の詳細メモなど等
「書く女」一葉の自立に読まれちゃ困る日記から熱く迫るらしい。
読まれちゃ困る日記・・・
今、久世光彦の『陛下』を読んでいるが、その中に啄木の話しが出てくる。
彼はローマ字日記を付けていたそうだ。
その理由はぱっと見て読めないから、つまり読まれちゃ困る日記。
それもそのはず、女に対する欲望の強さへの自己嫌悪や、
女とどういう体位で寝たか迄詳細に書いてあるらしい。
永井愛さんも書くなら読まれちゃ困る日記が書きたいと言っていた。
そう言われると私もそんなのを書いてみたいと思う。
しかし何で読まれては困るのに書きたい衝動に駆られるのだろうか?
自分で読み反す?書く事で留めておきたい?
それとも本とは読まれたいのではないだろうか?
赤裸々な自分の姿を見られたいが、
高らかにそれを宣言するのには羞恥心が邪魔をする。
なので建前は読まれちゃ困る、でも人に分かる形で残していった。
そんな気がしてなりません・・・
スポンサーサイト