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  • 名古屋市在住・短大生・映画(舞台)裏方志望。
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うれしひ

竹のなみだたれ なみだたれ・・・・

そのビルから飛び降りると風に乗って飛べると言う噂が実しやかに囁かれていた、
ある女がそのビルから身を投げ、地面に落ちる寸前で身を翻し
どこかに消えてしまうのを見た者がいるからだ。
墓荒らしの男(蔵之介)はそのビルで「竹のなみだたれなみだたれ」と女の声に囁かれた、
それから飛び降りたという女の家を調べ、
墓を調べ・・・・遺骨と一緒に中から出てきた手紙を彼女に渡すべく、竹林の中に入って行く。
友引の竹林へ・・・
友引の竹林に住まうのはビルから投身自殺した“一人では死ねない”人々の霊達。
彼等とその生前の物語が絡みあい、
蔵之介と彼を止める謎の男(底無い)が介入して物語は核心へと迫っていく。

依然書いたブロガーご招待企画に応募した“帰ってきたゑびす”という劇団のお芝居。
面白かった!!
また七つ寺共同スタジオだったのだが、前に見たのが演劇部から抜けたかどうか・・・
と言う芝居だったので余計そう思ったのかもしれない。
声を出して笑える場面も多々あった。
しかし、隣で見ていた方が一々物凄い高笑いをするので一々ビックリしてしまった。
何故あそこへ行くと面白い人が隣に座るのだろうか?
母は一人違う場面で笑っていた・・・

まずはセット。
竹が20本位(?)縁を覆うように固定されており、
バックには黒地に白く染め抜いた三日月の垂れ幕が、
あとは背凭れの付いた木の小さな白い椅子が三脚。
途中で白抜きの三日月が真っ赤に染まった時があった、
あれは後ろから赤いライトを当てているだけなんだろうか?

照明や動きの演出が凄い面白い。
3脚の椅子を動かしたり、突っ立っている人々自体が一斉に動いたりして
舞台全体の見えかた(向き)を変えたり、
セットも背景も変っていないのだが言葉だけで場所や時間の動きを見せたりする。
それからしょっちゅう幽霊達がでんぐり返しを物凄いスローモーションでするのだが、
家に帰ってきて真似をしてみたら出来やしない・・・
結構な筋力とバランス感覚が要る。
話しの流れとは関係なくバックに居る時は歩くのもスロー。
あとはチアガールが組み体操をして一番上から倒れこむような動きや
飛び降りる動き(自殺の場面)をしょっちゅうするのだが、
それも倒れたり落ちたりする瞬間以外スロー。その時も白い椅子は役に立つ。
しかし、七つ寺はやっぱり小さい・・・
前転をする時ぎゅうぎゅう詰め過ぎて、ぶつからない様に避けている事が多々あった。
あの芝居はもう少し大きいところで観たい。
ライターや懐中電灯を使うのも面白かった。
懐中電灯は部屋が小さいからこそインパクトが合ったと思う。
あと2回位歌っているシーンがあったのだがなかなか上手い。
ミュージカルをやているのかは知らないが、出来そうな劇団だ。

主人公が探している女(オトネ)役の人は動きも口調も浮世離れしていて良かった。
オトネさんの相手役高木君はちょっと動きがぎこちない。
大塚部長は時々台詞を噛んでらっしゃいました。
不倫相手の西巣鴨君は髪のはね具合が絶妙!
大塚夫人は友人に似ていてビックリ。
(西巣鴨君と大塚夫人は両人とも“直美”という名前、大塚夫人が言った
「直美って嫌な名前よね・・・」という台詞が妙に後に残った。)
ネジ工場社長は間と口調が良かった。
ネジ工場社員つなぎの沖野君は何をやったんだ???
(社長と沖野の会話に出てきた苺みるく(AV女優)は実在するらしい。)
自殺サークルサイトの3人はリアル・・・
死にぞこないの底無いは声が誰か(声優)に似ている気が・・・誰だ???
真っ暗くらの蔵之介は声がちょっとでか過ぎた気もする。

実は名古屋公演では日替わりでゲストが出る。
何と千秋楽の今日は少年王者館の天野天街さん!
と言っても大抵の人は知らないのではないだろうか・・・
何故私がこの方を知っているかと申しますと、
大学の図書館で天街氏が監督した『トワイライツ』を
ジャケットに引かれ、たまたま見ていたからだ。
この作品はオーバーハウゼン国際短編映画際グランプリ、
メルボルン国際映画祭グランプリを受賞しているらしい。
トワイライツの内容は死んでしまった少年が己の死を自覚しておらず彷徨うといったもの。
またしても「死」だ。
天街さんは蔵之介に恩返しをする化け猫役。しかも雌。(笑)
動きはオトネさんとは違う意味で少々浮世離れしてるのだが多分素だ。
台詞は殆ど覚えてないどころか最後は一緒に居たチビ化け猫(物凄く若い後輩らしい)に
耳打ち(専門用語で何とかと言っていたのだが何だか忘れた)されて喋っていた。
しかも物凄く簡単な台詞を・・・。(「ばいにゃ」等)
やっぱり演出の方が良いと思う。

一つだけ気になった事がある。
良く分からないのだが、『うれしひ』特設サイトの解説ページで
あらすじ中では幽霊と記されているのだが、最後に
『「オバケの出る」芝居にしようと考えています。
オバケがオバケでなくなる時にゾッとくるような何か別のものが現れ見えてくるような、
そういう意味で「オバケの出る」作品にと考えています。』
と記されている。
これはどういう意味なのだろう?
幽霊とオバケを混同しているのか、それとも何か意図があってしている事なのだろうか?
私にとってここは気になるところだ。


追記:
「竹のなみだたれ なみだをたれ」は
北川冬彦作と上記で出てくる解説ページには記されているのだが、
萩原朔太郎の詩に
「ますぐなるもの地面に生え、
するどき青きもの地面に生え、
凍れる冬をつらぬきて、
そのみどり葉光る朝の空路に、
なみだたれ、
なみだをたれ、
いまはや懺悔をはれる肩の上より、
けぶれる竹の根はひろごり、
するどき青きもの地面に生え。」
と言うのがある、『竹』と言う題名なのだが、類似するどころの話しではない。
しかも北川冬彦で検索しても一向に竹のなみだが出て来ない。
と言うことは、これは萩原朔太郎の『竹』を引用したと言うことだろうか?
何故北川冬彦が出てきたかは謎だ。
ただ単に間違いなのかもしれない。

因みに『竹』は、
「光る地面に竹が生え、
青竹が生え、
地下には竹の根が生え、
根がしだいにほそらみ、
根の先より繊毛が生え、
かすかにけぶる繊毛が生え、
かすかにふるえ。

かたき地面に竹が生え、
地上にするどく竹が生え、
まつしぐらに竹が生え、
凍れる節節りんりんと、
青空のもとに竹が生え、
竹、竹、竹が生え。」
と続く。

朔太郎は好きな詩人の一人だ。
しかし彼との出会いは『猫町』(小説)で、
詩を読んだのはずいぶん後になってからだった。
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コメント

免許とれましたーv-238平針は月水木だよ☆学祭の準備頑張ってねv-254楽しみにしてるよーv-9

>ちさる
おめでとう!!どっか連れてって~♪(笑)
学校が休みの11月29日は火曜だったんだ、平針いつ行こう・・・。
頑張ってるよ~!(嘘、サボってます/笑)
是非来てね♪

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