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  • 名古屋市在住・短大生・映画(舞台)裏方志望。
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太宰治物語

私は太宰が嫌いだった。
何故かと問われても明確に答えられないのだが、
髪型も芥川の真似なぞしてと勝手に思い、
最期が心中と言うのも気に入らず、それも真似か?と無性に腹が立った。
それに教科書で読んだ『走れメロス』は訳が分からなかったのだ。
しかし高3の時教科書で富嶽百景を読みかけ、おや?と思い、
いっちょ読んでみるかと『人間失格』を読んでイメージがガラッと変った。
走れメロスも読み直したのだが、ああ、太宰らしいと思った。
苦悩と迷いと後悔と嘘と疑念と自虐、真実の勇者には程遠いではないか。
始めて読んだ時は矛盾の理由が分からなかったのだ。
何故あんなちぐはぐなものを子どもに読ませようとするのだろう?

何故、富嶽百景を読み「おや?」と思ったかと言えば、
太宰を勝手に固い生真面目な人だと思いこんでいて、
富士に向ってげらげら笑い、やってゐやがると言うとは思ってもみなかったのだ。
彼の方こそやってゐやがる。
この話しも富士が好きなのか嫌いなのか分からない、
好きだという事を正面から認めたくないのだろう、全くもって天の邪鬼だ。

何かの時に小説の話しになり友人は『人間失格』が無償に怖かったと言った。
理解できないと。
しかし私は可笑しくてしょうがなかった。
馬鹿正直だなぁと思い、
「自分です」と強調しているような“はしがき”と“あとがき”や
あとがきの
・・・神様みたいないい子でした。」
と言う自分を正当化したいのか只のナルシストなのか分からない終わり方にも笑った。
自分なぞ嫌いなくせに、心底嫌う事もできないのだ。

今日『太宰治物語』と言うドラマが放送された、
途中まで見ていたのだが、片手間で見ていたらかなり見逃してしまったので
ビデオに録画した事だし明日観ることにした。
途中までの感想と言うか、やっぱり私は笑ってしまった。
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コメント

「真実の勇者」ねぇ…。
もしそんな奴がいるとしたら、そいつは救いようも無いような狂人なんだろうな。

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